目次
１．はじめに
はじめまして、たしろです。
ポケモンSVシーズン２でいい感じの最終3桁＆レート2000を達成したので記事に残します。
２．構築経緯
「強いポケモン並べときゃ勝てるやろ！」の精神でシーズン１の上位構築をいくつかレンタルして回したところ、見事に５桁帯をさまよってしまった。
相手の行動を読むには練度が足りなさすぎたため、自分のやりたいことを押し通せる＆シーズン１で個人的に使い勝手の良かったクエスパトラを軸とすることにした。
ベースとなる構築を探したところ、あおりんさん（https://www.youtube.com/@aorin_）の構築が使いやすかったため、ここから自分用にカスタマイズした。
（無断引用のため、問題があれば削除いたします。）
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ガブを全く選出できず腐っていたため、受けループ対策用のサザンドラに変更した。
ガブ→サザンに加え、カイリューも天然勢に強い渦アンコ型で使っていたため、天然メタとして入れていたミトムをミミッキュに変更。より対面的に圧力をかけるようにした。
３．個体紹介
性格：ひかえめ 特性：かそく テラスタイプ：ノーマル
実数値：171(4)-×-80-168(252+)-80-157(252)
ルミコリ マジシャ シャドボ まもる
襷を盾にひたすら殴る本構築の切り込み隊長。95%近く初手に選出した。
・技はメインウェポンのルミコリ、悪タイプに打つマジシャ、サーフゴー意識のシャドボ、まもるは竜舞ドラゴンアローのドラパルトやスカーフ勢、なげつけるメタとして採用。
・ミミッキュ、マリルリといった先制技持ちがきつい。バトン型を警戒されるため、ふいうちはあまり打たれなかった。
・テラスタルは影打ち警戒でノーマルとしたが、裏でテラスタルを切るほうが強いため基本切らないようにした。
・準速なのがとてもえらく、クエスパトラミラーは１度も負けなかった。
パルシェン＠おうじゃのしるし
性格：スキルリンク 特性：いじっぱり テラスタイプ：ゴースト
実数値：125-161(252+)-201(4)-×-65-122(252)
氷柱針 ロクブラ 氷の礫 殻を破る
数多のカイリューを倒してきた文句なしのMVP。
・強すぎて流行ってないのが不思議なくらい。考えたあおりんさん本当天才だと思う。
・カイリューのノーマルテラス神速をゴーストテラスタルで無効化しつつ氷柱針でなぎ倒す。相手の交代も考慮し、安易にからやぶやテラスタルはしないように注意した。
・サーフゴーやジバコイルメタでドリルライナーを仕込みたかったが抜く技がなかった。逆に警戒してテラスタルを切ってくれることもあったので、結果これでよかったと思う。
・特殊耐久はペラいので、物理相手に強引に殻を破ることも大事。最悪怯ませてくれるので何とかなる。
・最終日の深夜にこんなポケモン使われたら嫌だろうなーと思いながら怯ませ続けた。数人の心はへし折ったと思う。
ウルガモス＠オボンのみ
性格：ひかえめ 特性：ほのおのからだ テラスタル：みず
実数値：160-×-86-205(252+)-125-152(252)
炎の舞 ギガドレイン テラバースト（水） 蝶の舞
・クエスパトラで呼ぶ鋼タイプをDダウンさせた後に投げて倒すor積んでいく。
・よくドラゴンを後投げされるため、「テラスフェアリーだったらどうすんだよっ！！！」って言いながら炎の舞押してた。実際はカイリューがテラス切ってくれたり、上から倒されるのでパルの起点にしていた。本当相性補完がよく取れてると思う。
・一番強いのは水テラスタルなこと。後投げしてくるラウドボーンを何度も返り討ちにした。テラスフェアリーを考慮しても、炎タイプには打点がないと思われているため、よく刺さった。
・ギガドレは水タイプ意識。ヘイラッシャにワンチャンつかめるのと、ミトムやテラ水勢（ラウドボーン・ジバコイル）など意外と使いどころがあった。
・オボンは何でも良さそうな気がしたが、ステロも若干ケアできつつ腐らない持ち物なのでそのまま使用した。先制技圏内から逃げれるのも強い。
ミミッキュ＠いのちのたま
性格：ようき 特性：ばけのかわ テラスタイプ：かくとう
実数値：131(4)-142(252)-100-×-125-162(252+)
じゃれつく かげうち ドレパン 剣の舞
パルウルガの刺さりがイマイチな時の選択枠。
・クエスパトラが呼ぶドラゴン、鋼タイプに戦えるようにこの技範囲。構築で重めなバンギラス、ドドゲザン用に採用した。
・化けの皮の行動保障、型の多さから選出画面で圧をかけてくれたと思う。
・剣の舞は積む隙があまりなかったため、のろいとかでもよかったかもしれない。
性格：ずぶとい 特性：マルチスケイル テラスタイプ：フェアリー
実数値：197(244)-×-148(156)-120-120-114(108)
流星群 炎の渦 アンコール 羽休め
構築で重いヘイラッシャ、ドドゲザン対策枠。なお、調整意図は不明。
・使い方が難しく他のポケモンにしたかったが、現環境のカイリューは手持ちに居るだけで十分圧力になると考え、補完できる型を模索して採用した。
・パルウルガで崩せないヘイラッシャ入りに出すようにしたが、堂々と後投げすると渦アンコを疑われるので、アタッカーっぽく他のポケモンに投げてキャッチするようにした。
・選出しても腐られてしまうことが多かったので、最終盤はヘイラッシャ来ない願望でパルウルガ投げてた。（ガモスがギガドレ持っているので出されても勝負にはなった。）
・パトラ-ドドゲザン対面でフェアリーテラバーストが飛んできたりしたので、割と警戒してくれてたと思う。
サザンドラ＠たべのこし
性格：おくびょう 特性：ふゆう テラスタイプ：ゴースト
実数値：197(236)-×-112(12)-146(4)-124(108)-150(148+)
悪の波動 炎の渦 身代わり 挑発
受けループ対策枠。
・めろさんが公開していたサザンドラが強そうだったのでそのまま採用。調整意図はリンク先を参照ください。
claris-bradbury.hatenablog.com
・受けループに投げてハピナスをキャッチして完封。
・苦手な受けループにきれいに勝てたので気持ちよかったが、夜中に冷ビとシャドボ両採用のハピナスに当たってボコられた。まあそりゃメタられますよね…
・選出率は10％もないくらいだが、出したら仕事してくれるので欠かせなかった。
・この構築はブラッキーのあくびループが重いのでサザンを出したいところだが、腐るのが怖くて出せなかったのが心残り。
４．選出
○基本選出：
パトラで荒らしてパルウルガで詰める。8割近くはこの選出。
パルウルガそれぞれ物足りないと感じるスペックだが、パルウルガの並びで見ると100点満点。そのくらい幅広い相手を見ることができる。
○パルウルガの通りが悪いとき：＋or+or
ミミッキュが大体のポケモンに撃ち合えるので補完でパルorウルガを選出した。
ヘイラッシャやドドゲザンがいればカイリューも投げた。
○受けループ：
初手はドヒドイデが来るのでパトラで荒らしてサザンを投げる。
ハピナス倒せればガモスが通るかなーと思って投げていたが、サザンの時点で勝ち負けが決まるので出番はなかった。正解かはわからないまま。
○重いポケモン
・ドドゲザン
ふいうちでガモスが縛られてしまうため、ガモスのフェアリーテラスをちらつかせるのが鍵。お互いのテラスタルが割れた局面であればパルを通すしかないが、通らなくてもつらら怯みとふいうちじゃんけん勝てばいいので意外と何とかなる。
クエスパトラからの有効打がなく、ボルチェンで逃げられるとDダウンも残せず不利展開となる。ガモスが有利を取れるため、まだ何とかなっていた。
・デカヌチャン
パトラ対面で完全に仕事をされてしまう。ただ、数を減らしていたことと、いても選出されなかったこともありそこまで困らなかった。
本当に無理。終盤に数が増えなくて本当に良かった。
竜舞ロクブラはパーティに止められるポケモンがいないため格闘テラスミミッキュやパルシェンで何とかしていた（なってなかった）。
５．おわりに
ここまで読んでくれてありがとうございました。
最終396位は自分にとって出来すぎな順位で、おまけにインフレもありますがレート2000の大台に乗ることができ、大変満足しています。
パラドックス解禁でまた環境が変わるのは時間のない社会人にはきつい所ですが、またぼちぼち頑張れたらと思います。
最後に宣伝ですが、たしりょーチャンネルで放送やってますのでよかったら遊びに来てください！
それでは。
